都道府県別に「内申点」について聞いてみました

都道府県別に「内申点」について聞いてみました

東京都の内申点について

 

東京都在住の中学3年生の女子の母親です。今年度から都立高校の入試において内申点の計算方法が変更されました。

 

英数国理社の5科目はそのまま、残りの4教科(美術、保健体育、音楽、技術家庭)の内申点は2倍され、その合算が内申点の合計となるのです。

 

都立高校の入試は上位校では当日のテストの占める割合が大きいようですが、通常は内申が3割程度の配分を占めます。最近は経済状況が不安な風潮もあってか、都立志向が高まっている感じを受けます。

 

そのため安全志向も強く、1ランク下げて受験する生徒も比較的多いようです。我が娘は内申点が下位10%に入るだろうと思われる、酷いものでした。

 

3が英国音楽美術の4教科。残りは全て2です。

 

内申点は定期テストと普段の授業態度、提出物等から判定されますが、テストが出来ない上に提出物を出していないことさえありました。親がマメに声をかけていても、実はやっていないことも多かったのです。

 

これでは都立の最下位層も厳しいので、早々に私立校の単願推薦に照準を合わせました。

 

私立の女子校は人気が高くないので、定員に満たないところも多くあります。

 

それでも推薦基準を満たす内申点は必要なので、3教科で10といった低い基準で出願出来る学校を探しました。私立高校入試では英検や漢検3級以上は内申点に1点加算されるケースが多く、学校によっては3年間部活継続や部活の部長経験なども加点されます。

 

娘も英検3級だけは取得していたので、なんとかそれで10になり無事私立高校に単願推薦で合格できました。都立校の最下位よりは私立校の方が面倒見が良い分、大学に進学する可能性や教育環境は確保されます。勿論本来は都立校に行って欲しかったですし、普通にしていたら3は取れるはずです。

 

ただ、性格的に好きなことしかやらない、親が必死になっても焦らない子供も存在します。

 

我が家はまさにそのタイプ。私も主人も国立大学出身ですが、何故焦らないのか出来なくても不安にならないのか理解できず、中3になってようやく諦めました。責めても叱っても、性格は変わらないし受け入れるしかないと悟ったのです。

 

公立高校がダメでも私立があります。偏差値が低くても面倒見の良い、生徒の感じの良い学校もあるので親後さんは絶望しないで下さい。これは過去の自分に向けた言葉でもあります。

 

三重県の内申点

私が住んでいる三重県の場合も、高校入試に際に内申点が大きな影響を及ぼします。中学3年生の女子の母親としては、この内申点アップを3年間、気にしながら生活を送ってきました。

 

基本的に学校での内申点の算出方法は、明確には明かされていないものの、テストの結果と授業での発言、提出物などによって評価されるようになっているようです。

 

ちなみに、5の割合が決まっていると言う事はなく、簡単に言えば、全員5の評価が付いても良いと言う事になります。とは言っても、厳密には、ある程度の人数や点数で区切って内申点を付けているように思えます。

 

そして、その内申点が大きな影響を及ぼすのが県立高校の入試になってきます。三重県の場合、まず、内申点で定員の100%または、110%、120%を第一段階として枠に入れます。その中で、当日の点数順に並べ、合格者を出していく方法になっています。

 

もちろん、その第一段階の枠に入る事ができなかったとしても、合格する方法はあります。しかし、第一段階に内申点が足りず入る事ができなかった場合、その第一段階に入った人に比べ、10点から15点ほど当日点を高く取る必要があると言われています。その為、出来るだけ、第一段階に入る事ができる内申点を取得している事が大切になってくるのです。

 

その他、ボーダーに来た際は、内申点の高い人を合格にさせるようになっています。その為、万が一、当日のテストの点が伸びず、ボーダーに来た場合、内申点が高い方が有利だと言う事が言えるのです。

 

このように三重県の場合は、高校入試に直接ではないものの、内申点が大きな影響を及ぼすと言えると思います。

 

埼玉県の内申点

現在、中学1年生・男子の子供が居る家庭で、住まいは埼玉県です。

 

私自身は現在45歳ですが、同じく埼玉県の出身ですが、私の中学生当時には、あまり内申点のことなど考えていませんでした。受験本番の学力テストが、合否に直結するものだと思っていたからです。

 

中学生の息子を持つようになり、周りでは「内申点」のことを話題にすることもあるようですが、実際のところ、高校受験に於いてどれくらいの意味を持つものなのでしょう。

 

通われている中学校が、受験する高校へ提出する調査書というものが、所謂内申書・内申点と呼ばれるものです。1〜3年生に於ける9教科5段階の評価点が合計されるもので、9教科×5段階で45点が各学年の満点になりますが、それに各高校が定めた各学年毎の係数を掛けて、点数化するスタイルになっています。

 

係数は、学年が上がることでその割合は高くなります。例としては、1年:2年:3年の評価を「1:1:2」にする場合から、2:2:5とする場合もあるようです。つまり、中学3年生時の校内定期テストの出来が内心点に大きく影響するものだと認識しておいた方が良いと思います。

 

また、生徒会活動への参加や部活同などの実績、その他英検・漢検など各種検定試験の結果やなども各高校が定めている基準に沿って点数化されているそうです。

 

但し、高校入試に於いては学力重視になってきているとの意見もあります。内申点(調査書点)は、あくまで中学校の担任の先生による評価の影響が多きく関わります。中堅校以上の高校では、入学後授業についていけずに退学するようなことながい為にも、学力重視の傾向にあり、中堅校以下の高校では、学力以外の範囲も含めた内申点の加点が合否に関わるようになっているようです。

 

定期テストの結果はストレートに評点・内申点へ繋がる要素であることは間違いありませんが、勉強以外の生徒会活動への参加や部活同などの実績など、中学校生活を十分に積極的に且つ楽しむことが出来たか否かも、非常に重要になってくる点だと思います。

 

学力だけではなく、中学校生活をどう過ごして来たのかが、内申点に繋がる思って良いと考えます。